レビューの重要性を解説!検索順位や転換率に影響大

この記事で解決できる悩み
  • レビューを集めるとどのようないいことがあるの?
  • お金と時間をかけて集める必要あるの?
  • 勝手にレビューは貯まると思ってたら案外つかない…
  • レビューを促進する時間と労力がない
AG

レビューは検索順位や転換率にかなり影響します、その重要性を教えます!日系大手ECサイト戦略コンサルタント→外資系大手メーカーで複数ネットショップの立上げから運営、マネジメントの経験を基にブログを書いています!

Contents (目次)

検索順位におけるレビューの重要性

楽天市場やAmazon、Yahooショッピングなどマーケットプレイスで、検索上位にくるためのアルゴリズムは公開されておりません。しかし、常に検索結果を見ていたり、関連性を見ているとある程度の予測がついてきます。

その中で、レビュー件数が多い・レビュー点数が良いというのは、どのマーケットプレイスでもほぼ間違いなく検索順位に関係しています。マーケットプレイス側としても、評価が良い商品をユーザーに優先的に見せて、売上を上げることが目的なのでこのロジックには納得です。

Point
  • レビュー件数と点数は、検索順位に大きく関連している

レビューと転換率の関係性

こちらはあくまで概算のデータですが、レビューが100件に到達した辺りから、転換率(買上率)が●%アップすると言われております。また、レビュー点数が、4以下と4以上で●%ほど転換率が変わってきます。

レビューを参考にして購入するユーザー

下記、Capterraが603名を対象に商品を購入する際に、レビューを参考にするかどうかを調査しました。結果、77%が「レビューを参考にする」という回答をしています。

この調査結果からしても、如何に商品レビューを集めるかが売上に直結していることが見て取れます。

出典:Capterra – 顧客の意見を恐れるな!消費者調査で分かったカスタマーレビューに対する意識

レビューを効率的に集める2つの施策

レビューを多く集めるためには、次の2つを実施することが手っ取り早いです。この2つの施策を実施するかしないかで、劇的にレビュー獲得率が変わります

レビューを効率的に集める施策
  • レビュー投稿で、次回使えるクーポンが貰える
  • レビュー投稿で、何かプレゼントが貰える

知っておくべきガイドライン

楽天市場では、ユーザーに商品が到着する前に、ユーザーに対しレビューを書いたらお得や送料無料など、何かしらの特典を付与する行為を禁止しています。このガイドラインにより、購入完了と同時にクーポンを配布することや、プレゼントを商品と同じダンボールに入れて配達することが出来なくなっています。

ユーザーに商品が到着しレビュー投稿が確認できて、初めて特典(クーポンやプレゼント)を配布することができる。

次回使えるクーポンを配るには

次回使えるクーポンを配布するには、ユーザーにレビューを書いてもらい、書いてもらったレビューから注文番号を特定し、特定したユーザーに発行したクーポンコードを送る。という作業が発生します。

簡単に聞こえますが、これを自分でやろうとすると管理面含めほぼ無理です。

プレゼントを贈呈するには

プレゼントを贈呈するためには上記と同様に、ユーザーに書いてもらったレビューから情報を特定し、プレゼントを発送する。という作業が発生します。

こちらには、作業もそうですがプレゼントを送る送料も負担しなければいけません。

販売したことによる利益から、更にプレゼントを送るために送料を負担しなければいけないため、利益を考えるとあまり得策ではないと言えます。

広告費と考えて、レビュー投稿でプレゼントキャンペーンを実施するのはOKです

レビューを効率的に集めるおすすめサービス

今まで記載したような面倒な作業を自動化し、レビューを効率的に集めるための業務支援サービスが存在します!早速、筆者がおすすめするらくらくーぽんというサービスを紹介します。

らくらくーぽんとは

らくらくーぽんとは、商品を購入して頂いたお客様に購入後のフォローアップとクーポン配布を自動化してくれるツールとなっております。

出典:らくらくーぽん

実際に、楽天市場のショップオブザイヤーという年間で表彰される店舗も数多く導入をしている信頼できるツールです。本サービスは楽天市場のみのサービスとなります。

らくらくフォロー

こちらは、らくらくーぽんと同じグリニッジ株式会社が開発する、Yahooショッピング向けのレビュー促進サービスとなります。提供するサービス内容は、らくらくーぽんとほぼ同じになりこちらもレビュー獲得の効率化に非常に良いサービスとなります。

出典:らくらくフォロー

Amazon VINE

最後に、Amazonに関しては出品者向けにVINEというのが用意されております。Vineとは何かというと、Amazonが選定したユーザーに商品を提供することでレビューを書いてもらうサービスになります。

実際に実施できる出品者には条件があり、親ASINごとに22,000円の料金もかかります。また、商品は無料で提供することになるので、提供料金も出品者負担です。

注意事項

  • 商品を提供したとしてもレビューを書いてもらえない場合もあります
  • 高レビューがつくとは限らず公平にレビューされます
  • ユーザーに分かるようにVINEとレビューにバッチがつきます
  • その他、様々な条件や基準、ルールが存在します

Amazon VINEに関しては、また別の記事で細かく説明しますので、興味があればそちらをご覧ください♪

まとめ

レビューを多く集めると、転換率が向上し売上がアップする見込みが高くなります。ただ、レビューを集める仮定にかなり労力を要することが分かっていただけましたでしょうか。

如何にこの労力を最小限にし、レビューを効率的に集めるかが、広告に頼らない売上アップの秘訣となります。

Website | + posts

小売販売員からキャリアをスタートし日系&外資系大手企業と3度の転職を成功させ、超大手外資系IT企業でデジタルマーケティング関連職に従事。WEBコンサルティング会社を起業し、マーケットプレイスを中心とした業務代行とコンサルティング、業務効率化のソフトウェア販売を行っています。
保有資格:3級FP技能士、2種証券外務員、ITパスポート、GAIQ、Goole広告各種プロフェッショナル認定資格