良い転職と悪い転職とは?転職成功者と失敗者の特徴や思考について

この記事で解決できる悩み
  • 良い転職と悪い転職の違いってなに?
  • 転職しようか迷っているが動機が正しいのかわからない…
Kaito

今回は転職で悩んでいる方に、少しでも参考にしてもらえればと思って書きました!小売店販売員から3度転職、転職する度に待遇アップ、超大手外資系IT企業に転職を成功させブログを書いています!

Contents (目次)

転職に関して

現在、転職をする方は珍しくなくなってきました。実際に私の周りでも、転職をしていないという方のほうが珍しくなってきました。今は転職をすることでキャリアアップを目指したり、自分の職場環境をより良いものに変えることが可能になっています。

そんな転職のハードルが下がってきた時代だからこそ、動機や軸を考えて転職をしないといけません。実際に、転職の成功者がいる反面、もちろん転職の失敗者もたくさんいます。

転職をより良いものにするために、応援できる良い転職応援できない悪い転職を解説していきます。

Point
  • 転職が難しくない時代だからこそ、動機や軸をよく考えて転職しよう!

応援できる「良い転職」とは?

私自身も周りの転職をした人たちもですが、「この人転職して良かったな~」と思う人の特徴や企業の決め方を、早速解説していきます。

年収がアップする転職

私自身が絶対的な第一条件だと考えるのが、この年収がアップする転職です。なぜなら、皆さんは自分の人生という時間を売って仕事をしているからです。要は、自分が商品だとしたらいくらで自分を企業に売りますか?ということになります。

では早速、年収がアップする転職が良い転職の理由を見ていきましょう!

年収がアップしていれば許容範囲が増す

多少思っていた会社と違くても、業務がきつくても、今までの年収+10~20%貰ってると考えたらどちらかというと気が落ち着くと思います。逆に、年収が変わらずor下がった状況でうまくいかなければ、大体の人は「間違ったかな…」と後悔するはずです。

成功例

転職して激務になったAさん:年収が当時に比べ+20%増えていたので、業務はきついが結果として「今は頑張って稼ぐ」と前向きに働いています。

失敗例

転職して激務になったAさん:年収は変わらず、業務がただきつくなった。慣れない仕事で、即戦力化を期待されるためプレッシャーも感じ、1年後には再転職をしました。

年収は次の転職にも引き継がれる

転職時の年収アップ相場というのは大体決まっています。その基準は、現在の年収+20%が上限と言われています。これ以上の年収アップをする方は、中小零細企業からTHE外資系TOP企業!みたいなミラクルを実現する人以外ほぼ見たことがありません。

つまり、転職時に年収が上がらないと、その次転職する時の年収にも影響します。この年収を上げて転職をするということが如何に大事なことだというのがお分かりいただけましたでしょうか。また、現在の年収とは、残業代や福利厚生の手当は含まず考えられます。

  • みなし残業は年収換算されることが多い
  • 役職手当は年収換算されることが多い
  • 交通費やその他福利厚生は年収換算されない

入社後に年収はなかなか上がらない

年収は、残念ながら入社後にはなかなか上がりません。現在で4社経験しましたが、全ての会社に共通して言えることです。年収を上げるには、ボーナスで上げるかベース給与を上げるかの2択になりますが、特にベース給与の上昇は微々たるものです。

その為、慣れた環境から飛び出し、転職をせっかくするのであれば年収をできる限りアップして転職をすることをおすすめします。

転職時の年収増加例
  • 現在年収:550万
  • オファー:+20%で660万
  • 上昇幅:110万
入社後の年収増加例
  • 評定:年に1度
  • 上昇幅:評価次第で8,000~15,000円(月)
  • 年間上昇幅:96,000~180,000円(年)

額面年収に騙されない

最後に、こちらはメリット・デメリットがあるのですが、額面年収に騙されないということです。どういうことなのかというと、企業には福利厚生が薄く額面年収を高くして見せ方を良くしている企業が無数にあります。

額面年収に騙されてしまうと、税金を多く払うだけになってしまい、結局よく見ると全然良くなってない…ということがあります。

詳しくは、こちらの記事で解説しています。

気を付けるべきポイント
  • みなし残業/年俸制(みなし残業とされる時間)
  • 年金制度の有無(確定拠出型年金)
  • 退職金の有無
  • その他、住宅補助や交通費補助など

成長産業への転職

入社後の職場環境や年収など、結構なことが成長産業への転職かどうかで左右されます。要は、成長率が高い産業への転職は何に対しても有利です。逆に、成長率が平行線であったりマイナス成長している場合は要注意です。

成長産業への転職メリット

簡単に説明すると下記の通りになります。

メリット
  • 年収の上昇幅が大きい(儲かっているとお金が出せる)
  • 次の転職にも有利な場合が多い(需要が高い産業のため)
  • 解雇(レイオフ)の危険性が少ない

成長していない産業への転職デメリット

長年平行線などであれば、安定した需要があるため良いかもしれません。しかし、マイナス成長の産業などは危険性が増してきます。基本デメリットは、メリットの反対になるのですが、それ以外の部分も記載しておきます。

デメリット
  • 年齢層が比較的高く保守的な傾向
  • 業績が良くないとチャレンジがしにくい
  • 既に成熟しており完成形に近い

もちろん、上記は一概にデメリットとは言い難く、上記は社歴が長い百戦錬磨のスペシャリストが多く在籍している、その方々から学べるという裏返しでもあります。

軸がぶれない転職

転職は年収が上がば、待遇が改善すれば良いということでは決してありません。ワークライフバランスであったり、居住地であったり、自分のやりたい仕事によっても左右されます。

その為に、自分の転職する理由は何なのか?と考えて、その上位1つのみに集中しましょう。結局、上位1つのみが本当に自分の譲れないポイントになると思います。

軸を考える
  • 家族の近くに住みたい
  • 子供が小学校に上がるので地方に帰りたい
  • プレッシャーの少ない仕事にしたい
  • 残業はせずにプライベートに時間を使いたい
  • 企業に属しながら副業したい
  • 好きな職種に変えたい(プログラマーなど)

他にもまだあるかと思いますが、これらの場合はたとえ待遇が悪化したとしても、自分の本当に欲しかったものが1つ手に入れば満足できると思います。

応援できない「悪い転職」とは?

次に、応援できない転職とは何かを考えていきましょう。基本は、応援できる「良い転職」の反対となるのですが、それだけではない部分をここでは説明していきます。

とりあえずの転職

こちらは軸がない転職ということになりますが、とりあえず転職したいとどこかに転職することがゴールになっている場合は要注意です。なぜなら、何かを良くしたいから転職という考えではないため、基本的に何も良くならないからです。そして、当たりとハズレの割合は50%なので、かなりリスクが高い転職と言えるでしょう。

とりあえずの転職に共通するポイント
  • 最初に内定を貰った1社で決めてしまう
  • 会の会社のデメリットしか見ていない
  • 待遇にあまり興味がない
  • 直近に会社で嫌なことがあった

職場でうまくいっていない時、環境を変えたら好転するのでは?と考えてしまうものです。しかし、今一度リスクの高い賭けをしていること認識し、落ち着いて双方のメリット・デメリットを比較してみましょう。

職場が遠すぎる転職

こちらは引越しをすれば解決するのですが、頑張って片道1時間半かけて通います!という方は要注意です。転職直後は慣れない仕事と環境で色々とストレスがかかり、実際に入社してみないと本当の残業時間などは正直不明です。また、通勤により生活が仕事一色になり病んでしまうということも考えられます。

できる限り、利便性の良いところに引越しを前提に転職をするか、遠すぎる職場は選ばないようにしましょう!

まとめ

最後に、応援できる良い転職との裏返しと言いましたが、念のためこちらにまとめておきます。

応援できない転職
  • 年収が下がる
  • マイナス成長産業への転職
  • 軸がない転職

※転職活動で絶対やってはいけない3つのこと

転職するタイミングを考えている方へ

最後に、転職するタイミングというのを考えている方にですが、考えた時が動き出すときです。動き出していい会社が見つかれば転職すればいいし、見つからなければ今の会社にいればいいと思います。

転職活動を実際にしても99%行きたいと思っている会社にはご縁がないもので一期一会です。つまり、転職活動をしていく中で、この会社良いかもしれないというのをしながら見つけていくしかないのです。

自分がいなくなったら困るという考え方は辞めよう

よく転職活動をしようとしている、転職活動を実際にしている方から、私が今いなくなったら困る私がいなくなれるのはこのタイミングというので、活動を制限をしてしまう方がいます。

その責任感と忠誠心により、現在の会社でも物凄く活躍をされているのだと察します。しかし、私の周りでどの人がいなくなっても困って会社がダメになってしまった。何てことはただの一度も聞いたことがありません。例え、社長が抜けてもプロジェクトリーダーがプロジェクト中に抜けても大丈夫です。

ただ、そうは言っても職場はできる限り円満退社するのがベストなので、その努力はしましょう!できない場合は仕方がないと割り切りましょう!

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小売販売員からキャリアをスタートし日系&外資系大手企業と3度の転職を成功させ、超大手外資系IT企業でデジタルマーケティング関連職に従事。WEBコンサルティング会社を起業し、マーケットプレイスを中心とした業務代行とコンサルティング、業務効率化のソフトウェア販売を行っています。
保有資格:3級FP技能士、2種証券外務員、ITパスポート、GAIQ、Goole広告各種プロフェッショナル認定資格