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転職時の想定年収とか給与交渉って気になりますよね!そんな方に、相場観をお伝えします!家具販売員から3度転職、転職する度に待遇アップ、超大手外資系IT企業に転職を成功させブログを書いています!
Contents (目次)
転職後の年収相場について
初めて転職する時、私は年収は絶対下げたくないと思っていたのですが、じゃあ実際にどのくらいの年収を希望すればいいの?と非常に悩みました。希望が高すぎても印象が良くないし、低すぎても自分のためにならないしと、際どいラインを上手く攻めていかなければいけないです。
転職活動をしていく中で、色々な転職エージェントの方や企業の人事担当の方からお話を聞いたり交渉で失敗したりしていくなかで、私自身も徐々に相場観が身に付いてきました。
そこで、今回は私の失敗例も全て含めてお伝えしていきます。
早速、年収相場の把握方法は主に下記の3つです。
- 求人票の年収を目安にする
- 現在年収の+20%を上限目安とする
- 転職エージェントにダイレクトに確認する
求人票に記載のある年収を目安とする
既に目安にされている方も多いと思いますが、求人票に記載のある年収がひとつの指標となります。ただし、求人票の年収を目安にするにあたり注意点もあります。
現在の年収の+20%が上限の目安
当時、私自身も全く知らなかったのですが、現年収の+20%がひとつの上限目安となります。既に年収の高い方で、+20%すると記載の年収を超えてしまうという方は、あらかじめ転職エージェントに応募企業の予算感を聞いておくことをオススメします。
直接応募の場合は、確認するハードルが高くなるため、求人票に記載のある年収を目安としましょう。
転職エージェントに確認する
年収が自分自身にとって優先順位の高い指標のひとつという方は、最初に転職エージェントにその優先順位を伝え、指定した年収以下のオファーは絶対に受けない旨を伝えましょう。そうすることで、双方ともに検討範囲外の紹介や応募がなくなるため効率的に情報交換が可能です。
現在年収とは?何を含んでいるのか
求人票に記載の年収を基準にすることと、転職エージェントに確認するのは理解いただけたと思います。では、ここで言う現在年収とはどこまでを含むのでしょうか?それでは、現在年収の計算で含めるべきものと、含めないものをお伝えします。
最終的に、面接が進んでいくと希望年収を書くタイミングが必ずきます。その際に、的外れな年収を希望しないよう、現在年収の計算に入れる項目を把握しておきましょう!また、企業によっては、下記のような項目別に現在年収の記載を求められることもあります。
計算に含める項目
次の項目を合計して+20%した金額が上限の目安となります。残業代に関しては、次の会社の残業に対する給与換算方法により含めたり、含めなかったりとなります。
計算に含めない項目
手当や福利厚生に関しては、その会社毎に存在しますので年収計算からは外します。例えば、今の会社で毎月1万円が美容室代として出されるから、年収に+12万円という計算にはなりませんので注意してください。
給与交渉のコツと注意事項
給与交渉(年収交渉)には、ある程度相場を把握した上で丁寧に進めるのがベターです。その証拠として、転職エージェントによっては、応募者がネガティブな発言をしないように、面接官から待遇に関する質問が来たら「希望年収などに関しては転職エージェントに一任している」と伝えてほしいとお願いされることもあります。
その場合は、転職エージェントに従って、彼らに自分の要望を伝えて、彼らから適切に給与交渉をしてもらいましょう。
給与交渉のコツ
給与交渉は、なぜ自分がその給与を希望するのかを根拠をもって伝えられるようにしましょう。そして、その上で給与交渉を上手く進める上のコツが2つ存在します。
現年収+20%
1つ目のコツは、この記事でお話している現年収+20%です。
“自分は年収は上げたいと考えており、業務経験もある。その上で、現在年収がこのくらいで、それぞれの項目の内訳がこうなっています。そこに、限度として+20%が上限相場だと思いますので、このくらいの給与を希望しています。”と伝えれば問題ないでしょう。
他社のオファーを兼ね合いにだす
2つ目のコツは、他社のオファー金額を提示することです。ただし、ここで注意が必要なのは絶対に金額を盛らないことです。ほぼ間違いなく、他社のオファー内容を見せてほしいと言われるでしょう。言われたからといって見せるなければいけないという義務はないのですが、見せないと嘘を言っているのではないかと真偽を疑われる可能性もあるため、他社のオファー金額を過大申告して、より高い年収を引き出そうとするのは絶対にNGです。
給与交渉の注意点
特に覚えておいて欲しい注意点は、繰り返しになりますが、絶対に自分の年収を過大申告しないことです。応募者が伝えてきた年収は本当かはチェックされます。どのようにチェックされるのかというと、給与交渉後からオファーレター発行までの間に下記の提出を求められることがあります。また、入社時にも必ず下記の書類は提出を求められるので注意しましょう。
これらの書類をもとに人事担当者は、最終承認を責任者へ取りに行くこともあるため、過大申告していると不採用になったり追加調査が入る可能性があります。
希望給与額は慎重に
主に、最終面接前に企業側に提出する希望給与額は、現年収から考え相場からズレすぎないようにしましょう。何故かというと、その希望年収に見合う人物かということを最終面接後に判断をされ、結果が出てくるからです。
年収提示が低くても年収交渉のフェーズに進めればよいのですが、希望年収と見合わないという理由で不採用になることもあるため、希望年収の記載は慎重に行うことを心がけましょう。
弱気になりすぎる必要はない
最後に、年収交渉に関して色々と基準や注意点をお伝えしてきましたが、採用を確実なものにしたいが故に、弱気になりすぎる必要はありません。
なぜなら、年収交渉まで来ると、企業はもうかなり高い確率でほどあなたを採用する予定です。例え、高い希望年収を提示したからといって即不採用になる確率はほぼないと言えるでしょう。
もし、落ちるタイミングがあるとすれば、給与希望をした次の面接で落ちる可能性が高いでしょう。給与希望をだすタイミングは企業それぞれで、1次面接前にだすところもあれば、最終面接前に出すところもあります。
入社後の給与は上がりにくいのを認識しておこう
逆に弱気になりすぎて、金額を抑えてしまうのもまたリスクと言えます。なぜなら、入社後に上げられる給与と入社時に上げられる給与には相当なギャップがあるからです。
その為、しっかりと相場観を把握した上で、根拠をもって希望年収を伝え、給与交渉に挑みましょう!皆さんが、できる限り高い年収で入ることが出来るように応援しております!
小売販売員からキャリアをスタートし日系&外資系大手企業と3度の転職を成功させ、超大手外資系IT企業でデジタルマーケティング関連職に従事。WEBコンサルティング会社を起業し、マーケットプレイスを中心とした業務代行とコンサルティング、業務効率化のソフトウェア販売を行っています。
保有資格:3級FP技能士、2種証券外務員、ITパスポート、GAIQ、Goole広告各種プロフェッショナル認定資格