【20代の転職】20代で転職をするメリットとデメリット

この記事で解決できる悩み
  • 転職にどんなメリット・デメリットがあるか具体的にわからない
  • 転職活動に今一歩踏み出せない
若手社員

こんなに早く転職して大丈夫かな…

入る会社を間違ったかもしれない…

転職して良いことってあるのだろうか…?

転職は考えたことあるけどちょっと怖い…

Kaito

何が動機で転職したいかがはっきりしていれば、早すぎるも遅すぎるもないので大丈夫!

家具販売員から3度転職、転職する度に待遇アップ、超大手外資系IT企業に転職を成功させブログを書いています!

Contents (目次)

転職は当たり前の時代に

最近は、転職に対する考え方やイメージが日本でも大分変ってきました。20代で一度転職をする人がそれ程珍しくなくなり、転職をしたことがない方がリスクになると言われるようになってきました。実際に、私の周りも20代で転職をしている人としていない人の割合は50%くらいになっている印象です。

日本では、石の上にも三年という言葉があるように、最低でも3年間は働くかなければ印象が良くないなど色々と言われることがありますが、実際のところ1以上の在籍期間があればさほど影響はないでしょう。それよりも、何が動機で転職したのかが重要です。

転職というものがより身近になったからこそ、メリットとデメリットを把握し行動を起こすことが重要です!特に、何も考えずに転職活動をしてしまうと好転するはずのものが、悪化してしまう可能性もありますので、ちゃんと良いところも悪いところも把握した上で進めましょう!

では、早速メリットを解説していきます!

20代で転職をすることのメリット

年収の大幅アップが見込める

転職活動がうまくいくと、1つの会社にずっといるよりもかなり速いスピードで年収アップしていきます。良い転職の仕方をすると、現在年収の+10~20%でオファーが貰えることが多いです。

転職する大きなメリットのひとつは、多少のリスクを取って新しい環境にチャレンジすることで、年収大幅アップを狙えるというリターンを得られることでしょう。

リスクと言っても、個人的にはほぼリスクだとは認識していません。なぜなら、良い条件で決まらなければ無理に転職せず、時期を見直して再チャレンジすれば良いだけだからです。

逆に、一番のリスクはチャレンジしないことだと思います。

Point
  • うまく転職すれば年収が大幅に上がる
  • 20代で1000万円も案外いける
  • 転職は比較的ローリスク・ハイリターン
実体験

私は、20代で年収を1000万以上にするという野望があり、見事に28歳で達成しましたが、すべて攻めの転職で待遇を伸ばしてきたおかげです。

キャリア転換ができる

中途採用(キャリア採用)は、基本的に即戦力です。新卒の時のように、入社後手厚い研修があるということはほぼありません。

20代の転職であれば、まだポテンシャルで採用をしてくれる部分が残っているため、職種を変えた転職も視野に入れることが可能です。しかし、30代になってくると、しっかり即戦力化を期待されるため、職種の転換が難しくなってきます。

また、基本的に、職種を変える場合年収は同等かマイナスになります。30代になり、給与もようやく伸びてきたのにも関わらず、また給与が新卒基準に戻るので個人的にもおすすめできません。その為、職種を変えたい方などは、すぐに動き出すことをおすすめします。

Point
  • 20代で転職することでキャリア転換ができる
  • 30代になると即戦力化を期待される
  • 給与が伸びてきた頃に職種を変えると、全て振り出しに戻るので萎える
実体験

私自身も最初は小売業に入社し店舗勤務だったのですが、3年を目途にIT系に業種と職種をチェンジさせたことで、その後のキャリア形成がうまくいきました。

Kaito

最初に選んだ会社が、まさに自分のやりたい仕事(会社)だった!なんて人がいたら素晴らしいのですが、実際はほぼいません。

その為、定期的に自分自身で仕事内容をチューニングしていく必要があります。そして、その組織に頼らず自分自身で道を作る力が、今どの会社にも求められていると思います!

新卒扱いされない

中途で入社すると、突然新卒扱いされなくなります。社会人としての教養が身についており、わからない業務があれば、自発的に自立して進められる人として周りから扱われます。つまり、新卒バッジが外れ、よりシビアな環境に身を置けるため、あらゆる面での成長することが可能です。

良くも悪くも日本は一括採用をしているため、初めて入社した会社では、同期がいていつも横並びで比較できたり話ができる人がいます。その中では、上司や自分が自分の成長を比較する物差しは、いつも同じ年代の同期になってしまします。

そのことが、あなたの知見を留め、成長にブレーキをかけているかもしれません。突き抜けたいという高い志があれば、これが20代で転職するメリットのひとつになります。

Point
  • 転職すると新卒扱いが一気になくなる
  • ちょうどいい比較対象だった同期がいなくなり視点が広がる
実体験

最初の転職をしたときに、研修は数日で右も左もわからない業務に放り込まれたのを覚えています。如何に自分が新卒として扱われ、丁寧に育てられていたのかを思い知りました。

Kaito

安心してください!ちゃんとコミュニケーションを取る力があれば、わからない業務の中に放りこまれても、しっかり教えてもらえますしやっていけます。今思うと、めちゃくちゃフレッシュで楽しい経験でした!

固定概念から解放される

どの会社でも、その会社が培ってきた企業文化があります。新入社員で入社したら、その会社があなたの知っている世界の全てになり、どんどん会社に染まっていきます。ただ、複数の会社を経験して度々認識するのは、自分の会社の企業文化は外では普通ではない。ということです。

20代のフレッシュな頃に転職すると、固定概念からの解放が比較的早く、物事を柔軟に判断したり経験した会社毎の良いところを組み合わせたりすることが出来るようになります。よく自分のやり方に固執してしまい視野が狭い方がいますが、転職はそういった固定概念からある程度強制的に脱却できると思います。

今一度、文字にして書くと何を当たり前のこと言ってんだ!と思いますが、無意識に染みついているものなので分かったつもりは要注意です。

固定概念の例
  • 年下や年上など年齢
  • 当たり前という考え方
  • 常識という考え方
  • 上司・部下・同僚とのコミュニケーションの取り方、などなど…
Point
  • 企業文化はその企業毎にある
  • 良いところを組み合わせられる柔軟性を得よう
  • 分かったつもりは要注意!思考は無意識に染みついている
実体験

私も前職や今までの経験基準で物事を捉えてしまうことがあります。その都度、固定概念は捨てて柔軟にやり方を変えることで難局を突破してきました。

あと、転職すると先輩・後輩というのもぐちゃぐちゃになるからいいですよね!年下の先輩ができたり、年上の同期ができたりするので変に年齢で人を判断しないようになりますよ!

20代で転職をすることのデメリット

もちろん転職にはデメリットもあります。これらは、20代だからというデメリットではないものもありますが紹介させて頂きます!

全てがリセットされる

20代の転職に限ってのデメリットではありませんが、転職をすると全てゼロからのスタートになります。今まで培ってきた信頼の貯金や、あなたという人間のパーソナリティーを伝えるのもゼロからスタートです。

次の企業で活かせることが少ない

良くも悪くも企業に染まっておらず、経験が薄い中での転職となります。次の会社で、前職の知識をフル活用して成果を上げるのは難しい段階です。よって、経験したことを多少は活かせるかなといった程度なので、次の会社でも初心を忘れず積み上げていく努力をしましょう!

Kaito

とは言え、関連性のある業種や職種であれば活かせることもたくさんあります。うまく点と点を繋げていち早くキャッチアップしましょう!

転職癖がついてしまう

転職が簡単に成功したり、一回良い転職に成功すると、仕事で行き詰った時や業績が悪い時にすぐ転職という選択肢が出てきてしまいます。こういう傾向にある方がを、ジョブホッパー(Job Hopper)と呼ぶのですが、1~2年で役職の付かないポジションを転々としているのが特徴になります。

ジョブホッパーになることは決して悪いことではないです。日本でも定年退職制度がほぼ崩壊し、役職に価値がなくなっていくこの時代にはむしろ賢いのかもしれません。しかし、どこかではマネジメントは経験したほうが良いと思いますし、長く勤められる会社を見つけるべきだと思います。

体験談

私のいた会社に、30代半ば頃で絵にかいたような職歴を持った方がいましたが、全て2年未満で転職をしていました。その人は、ビジネスや自分の仕事がうまく行かなくなるとすぐに転職していきました(ひとつの場所に留まれなくなってしまったようですね…)。

Kaito

転職は良い選択肢ですが、そんなに頻繁に職を変えていたら疲れちゃいますね!また、経験も浅いまま転職されて行かれるので勿体ない気がします。

不満がない転職はない

最後に、不満がない転職など絶対にありません。何か不満があるからこそ、その現状を変えようと転職活動をするのだと思います。なので、その不満に正直に向き合い、転職のメリットとデメリットを比較した上で決めましょう!

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小売販売員からキャリアをスタートし日系&外資系大手企業と3度の転職を成功させ、超大手外資系IT企業でデジタルマーケティング関連職に従事。WEBコンサルティング会社を起業し、マーケットプレイスを中心とした業務代行とコンサルティング、業務効率化のソフトウェア販売を行っています。
保有資格:3級FP技能士、2種証券外務員、ITパスポート、GAIQ、Goole広告各種プロフェッショナル認定資格