サラリーマンはExcelをよく使うと思うので、まずはこのマクロから勉強して「TECH×サラリーマン」という今の時代の最強サラリーマンになりましょう！
小売販売員から３度転職、転職する度に待遇アップ、超大手外資系IT企業に転職を成功させブログを書いています！
Contents (目次)
オブジェクト、プロパティとは？
VBAのみならず、プログラミングを学習する上で理解しておきたいのが、このオブジェクトとプロパティという概念になります。この２つの言葉を腑に落ちないまま学習を進めると、行き詰ってしまうのですが、腑に落ちた状態で進めるとどんどん理解が深まりますので、この機会にしっかりと理解してしまいましょう！
オブジェクトとは？
オブジェクトとは、分かりやすく表現をすると何か「ひとつのもの」をオブジェクトと呼びます。プログラミングではよく利用される言葉で、慣れてくると「オブジェクトね」となるのですが、最初は特に「オブジェクト？って何？」といった感じで、プログラミングのハードルを上げてしまうひとつの要素になっています。
例を上げてみましょう！例えば私自身、Kaitoは一つのオブジェクトとして捉えられます。
プロパティとは？
そして、プロパティとは、オブジェクトを構成する要素のことをプロパティと呼びます。
ここでいうとKaitoを構成するのは、輪郭01/10と髪型04/39、目15/35…といった形で、この輪郭01/10と髪型04/39、目15/35…というのがKaitoのプロパティです。より正確に言うと、Kaitoの輪郭までがオブジェクトで、01/10がプロパティになります。
実例のほうが分かりやすい方もいらっしゃると思いますので、次は実際のVBAを実例に上げて説明します。
【VBAの実例】オブジェクトとプロパティ
実際のVBAで、オブジェクトとプロパティはどこかを説明すると下記の部分がオブジェクトとプロパティになります。
Selectionというオブジェクトを指定
Fontというオブジェクトを指定
Boldというプロパティを指定
Boldにする/しないをTure/Falseで指定 ※ここではBoldにするのTrue
上記のVBAを人間の言葉にすると、人間がVBAでマクロに命令：「選んだセルの文字を太くしてほしい！」で、マクロが：「はーい（めんどくさ…自分でやれよ）」ってな感じで変更してくれるとイメージする感じですね！
'書式を太字にする
Sub 太字にする()
Selection.Font.Bold=True
End Sub
'書式をイタリックにする
Sub 太字にする()
Selection.Font.Italic=True
End Sub
'書式をイタリックと太字にする
Sub 太字にする()
Selection.Font.Italic=True
Selection.Font.Bold=True
End Sub
'書式をイタリックにはするが、太字にはしない
Sub 太字にする()
Selection.Font.Italic=True
Selection.Font.Bold=False
End Sub
'すべての書式をクリアする
Sub 太字にする()
Selection.ClearFormats
End SubVBAを記述するときのアドバイス
プログラミングをする際や、VBAを記述する際は、自分の記述したVBAを人間の言葉に訳してみることをおすすめします。コードを書くとなると訳のわからない文字列を書いている。という感覚に陥りがちなのですが、結局、人間の言葉をVBAという機械の言葉に翻訳して指示しているだけなので翻訳の方法が分かってくるとすらすらとVBAが記述できるようになります。
また、初心者がプログラミングを勉強するレベルだと複雑になりすぎず人間の言葉として表現できる範囲のものが非常に多いです。
私自身、VBAを使用して毎朝自動で情報を収集してくれるWEBクローラーを作成したり、10個のExcelファイルからデータを参照して更新するような作業をVBAで自動化したりしていましたが、これくらいのレベルのVBAだと全部人間の言葉に翻訳してVBAを説明することができます。
小売販売員からキャリアをスタートし日系＆外資系大手企業と3度の転職を成功させ、超大手外資系IT企業でデジタルマーケティング関連職に従事。WEBコンサルティング会社を起業し、マーケットプレイスを中心とした業務代行とコンサルティング、業務効率化のソフトウェア販売を行っています。
保有資格：3級FP技能士、2種証券外務員、ITパスポート、GAIQ、Goole広告各種プロフェッショナル認定資格
